誰でも先生に!「ひとり社長」成功術

本記事では「ひとり社長になって年収650万円にする方法」(著:松尾昭仁)を読んで、自分が感じたこと、学べたことを紹介します。

この本を読む3つのメリット!!

  • ひとり社長とは自分のスキルや経験を人に教えるコンサルタントになること
  • 経験ゼロからでもひとりでビジネスを作り、しっかりと成果を出す方法を学べる
  • 会社勤めの制約から解放され、自分と家族が安心して暮らせる“経済的自由”への第一歩を踏み出すヒントが満載

「ひとり社長になって年収650万円にする方法」というタイトルを見たとき、多くの人は「本当に一人で社長ってできるの?」と疑問に思うでしょう。

しかし本書を開くと、個人のビジネスを立ち上げる具体的なノウハウが豊富に載っていて、実際に稼ぐイメージがつかみやすくなるのが特徴です。


私自身も、会社に依存しない収入源を作りたいと思いつつも、「起業には大きな資金やスキルが必要では?」と心配していました。

ですが本書を読んでみると、独立してコンサルタントを名乗るだけでも大きな可能性があるとわかり、副業からスタートして“ひとり社長”を目指す道筋が見えてきました。


【衝撃】ひとり社長?会社運営なんて本当にできるの?

実は「ひとり」とはいえ、すべての業務を自分ひとりで抱え込むわけではないそうです。

自分がコアとなる仕事(たとえばコンサルやサービス提供)に集中し、その他の専門的な業務はアウトソーシングするというのが本書の大きなポイント。


例えば税金やお金のことは税理士に頼む、宣伝用のイラストを作りたければクラウドソーシングで格安かつプロ品質のデザインを発注するなど、外部の力を上手に借りることで一人でも十分に会社の形を回せるのです。

これならば仕事や子育てに追われる30代でも、限られた時間を効率良く使ってビジネスを成長させられると思いました。


この本から学んだポイント

誰でも先生になれる!その方法とは!?

ひとり社長は自分のノウハウを売り人を成功に導くコンサルタント

ひとり社長になって年収650万円にする方法ー松尾昭仁ー(自由国民社)

先生というと専門的で崇高なイメージがありますが、そんなことありません。

「自分はそんなに大した経験やスキルを持っていない」と思いがちですが、本書によれば全くの初心者から見れば、あなたの“ちょっとした知識”が十分に価値あるコンテンツになるというわけです。

自分なりにぱっと普通のサラリーマンや主婦が教えれるものでいうと、

  • 初めてのパソコン起動やソフトのインストール方法
  • 1から始めるブログの立ち上げ方
  • 営業メールの基本テンプレートと送り方
  • 家計簿アプリの導入や、手書き家計管理の簡単なコツ
  • 運動が苦手な人のための“1日5分ストレッチ”
  • 子どもと一緒に楽しむ簡単クッキングレシピ

などしょうか。

こうした“当たり前”に思えることでも、まったくの超初心者には貴重なアドバイスです。

それを必要とする人は、たとえば、新入社員や就活生やパソコンを始めようと思っている高齢者、一人暮らしを初めてする人などでしょうか。


薄利多売をやってはいけない!?

基本的に価格競争は大手が得意とするところ。

リソースを活かせて勝負できるので、大量に案件を取れるからこそできる。


ひとり社長は、時間もお金も限られているので、厚利少売で少ない案件でしっかりと利益を出す必要がある。

低価格のサービスで時間を大量に費やすより、価値を見い出してくれる顧客に絞ってしっかりと利益を上げることが大切。

そこで本書が示しているとおり、外注化できる部分は積極的に外部にお願いし、自分の強みを最大化することを意識するといいでしょう。

あれもこれもと、安い価格で受注を増やそうとすると、ひとり社長には大きな負担です。

そこで本書が強調するのは「1日3万円以下の仕事は受けない」という基準づくり。

年間休日を120日だとすると、年間365日あるので365日から年間休日の120日を引くと、働く日数は245日になります。

年間650万円稼ぐとすると650万を年間労働日数の245日で割ると、1日2.6万円稼ぐ必要があります。

そう考える1日3万円は納得できます。

もちろん最初から高額を提示するのは勇気がいるかもしれません。

「自分のスキルが生み出す価値はこれだけの対価がある」という意識を持つことが、結局は家族との時間や、自分の成長のための余裕を守ることにつながります。

ターゲットを明確に!!

たとえば「ブログコンサルタント」よりも「30代サラリーマン向け副業ブログコンサルタント」のほうが、誰に向けたサービスかが明確で印象に残ります。

自分の肩書やプロフィールを考えるときは、ターゲットを明確化し、相手に「自分のための人だ」と思ってもらう工夫が不可欠です。

一度で覚えてもらえるようなインパクトもあります。


まとめ

本書「ひとり社長になって年収650万円にする方法」は、ひとりでも十分にビジネスを立ち上げ、軌道に乗せるための実践的なアドバイスが詰まっています。

大きな組織や資金がなくても、自分はこれなら人に教えられるかもしれないという分野があれば、そこからコンサルタントとしての一歩を踏み出せるのです。


しかも、自分の苦手分野は専門家や外部リソースに任せることで時間を有効活用。価格競争に巻き込まれず適正な利益を確保すれば、会社勤めにしばられないライフスタイルを実現することも夢ではありません。


「ビジネスで何をすればいいかわからない」「コンサルなんて難しそう」と思っていた方にこそ、ぜひ手に取ってみてほしい一冊です。

あなたの強みを活かして、経済的自由を目指す道が開けてくるはずですよ。

この本以外にも自分ひとりで事業をもつためのノウハウが詰まった本を読んだ感想や学びをまとめた記事があるので、よかったらリンクから読んでみてください!


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